夫婦に・・・ ― 2009年12月07日 18:58

昨日、2頭のいい猪を獲ることが出来ました。まあ僕には幸運の女神がついているのかと思う位、上手く獲る事が出来たのです。詳しい事は省略して、要は長年の経験と勘とテクニックが三位一体になりその上に女神がついていたと云う事でしょうか。手前の1頭は雄、約80kgで短いですが(4cm)牙が有ります。横の1頭は雌、約60kg。この雌は狩っている
奥の山に居たのを犬が追ってきて獲れた物です。見たら解るのですが雄の方が毛が黒いでしょ。猪は毎年12月中旬より交尾期に入ります。そして翌6月頃に子供を生む訳です。そろそろ交尾の時期に入りますのでこの頃になると前掻きと云って雄は山の尾根筋で小柴(へんだれと言っている)を噛んでいます。私の祖父(猟師)から雄猪は交尾になるとひと晩で10里(約40km)も歩くと教えられました。だからこの時期の雄猪の跡はつけて行っても何処まで行っているか解らないので子連れの猪の跡をつける様に教えられました。子連れの猪の所へは必ずこの時期雄の猪が近くまで来ています。10里歩くかは実際解りませんが一度数年前に10km近く歩いている猪を獲った事が有りますので、話半分としても雄は雌の所へどれだけ離れていても行くものだと思いました。この猪達も、そう遠くない日に一時的な夫婦になっていたのになぁと独り言を言いながら出荷となりました。(雄猪の耳の所にあるのがサインペンで猪の大きさが解ります)
奥の山に居たのを犬が追ってきて獲れた物です。見たら解るのですが雄の方が毛が黒いでしょ。猪は毎年12月中旬より交尾期に入ります。そして翌6月頃に子供を生む訳です。そろそろ交尾の時期に入りますのでこの頃になると前掻きと云って雄は山の尾根筋で小柴(へんだれと言っている)を噛んでいます。私の祖父(猟師)から雄猪は交尾になるとひと晩で10里(約40km)も歩くと教えられました。だからこの時期の雄猪の跡はつけて行っても何処まで行っているか解らないので子連れの猪の跡をつける様に教えられました。子連れの猪の所へは必ずこの時期雄の猪が近くまで来ています。10里歩くかは実際解りませんが一度数年前に10km近く歩いている猪を獲った事が有りますので、話半分としても雄は雌の所へどれだけ離れていても行くものだと思いました。この猪達も、そう遠くない日に一時的な夫婦になっていたのになぁと独り言を言いながら出荷となりました。(雄猪の耳の所にあるのがサインペンで猪の大きさが解ります)
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