完売しました2012年08月06日 21:00

UPしていませんでしたが丹波の山の幸が今月初めに完売致しました。134食完売です。昨年より約40食多く用意出来たのですが約一カ月早く無くなりました。年の経過と共に無くなるのが早くなり、それなりに猪肉が受け入れられているのだと感じています。繰り返し召し上がる方や、口コミでお見えになる方等色々ですね。また来年と云う事になりますが、今季に思うような猪が獲れるかどうか解りませんので獲れなければ来季は無しとなります。まだブロックでバラ肉を持っていますので今シーズン中に一品として角煮やしぐれ煮をお出しする時があります。何時かは決めていないので悪しからずです。何はともあれ、完売にご協力頂いたお客様に心より感謝申し上げます。有難う御座いました。

たもぎだけ2012年08月08日 23:15

川湯のきのこ採り名人がたもぎだけを持ってきて下さいました。綺麗な色でしょ。名人はどんなきのことか山菜を採るのでは無くかっこいいものと云うか綺麗なもののみを採るまさに名人ですね。これはお味噌汁に入れたりパスタに使ったりします。名人が今度パスタをオーダーされたら入れてあげようかな。ウシシ・・。

8月度営業予定のお知らせ Ⅱ2012年08月10日 00:01

今月は変則的な営業予定になっています。勘違いも有るかと思いますのでもう一度お知らせ致します。明日以降ですが16日の木曜は通常通りの営業を致します。23日の木曜はお休みです。30日の木曜は午後3時迄の営業です。21日(火)~27日(月)の間はお飲み物のみのご提供で21日は午後1時から、27日は午後3時迄の営業となります。お客様にはご迷惑をお掛け致しますが何卒宜しくお願い申し上げます。

銃考 ①2012年08月10日 22:33

何故だか不明だが、初心者の方が私に銃はどんな銃が良いかと尋ねられる事がある。先日も知り合いから尋ねられたのだが、その都度答える前にその人がどんなフィールドで、どんなスタイルで、何をターゲットにするのか質問しそれによってこんな銃はどうですかと答えるようにしている。例えば、普段私がやっている猟ならセミオートが良くて銃身が短く、軽い物が良い。北海道で車で流し、蝦夷鹿を狙うなら銃は重い方が良いかなと思う。いずれにしても始めて銃を持たれる方はそのデザインで選んでしまう事が多い。間違いではないけれども肝心な事は一丁の銃に慣れる事。複数の銃を最初から所持するのはあまり賛成は出来ない。発射する機会の少ない昨今、一丁の銃に慣れる事すらなかなか出来ないからだ。嘘だと思ったらこんな事をやってみてください。目をつぶって銃の肩付けを瞬時にやってその後そっと目を開けた時、オープンサイトなら照星・照門がぴったり合ってるか。スコープならクロスがど真ん中になっているか。狙い直さないといけないような事になっていないか。銃の取り扱いは分解も含めて目をつぶってもやれますか。一丁の銃が使いこなせないのに複数の銃が使いこなせる訳がない。(射撃銃と猟銃とは違うのでその限りではない)事故にも繋がる。私は銃を所持した時、毎日300回の肩付けの練習を3年間繰り返した。私達のフィールドでは獲物が見えている時間が僅か数秒でしかない。瞬時に肩付け、瞬時に獲物かどうか、瞬時に発砲出来る方向かどうか等の判断をして発砲しないといけない。それが高いレベルで出来る人は銃を自分の物にしているのである。(その銃に慣れている)とにかく一丁の銃を完全に自分の物に(自分の体の一部になるように)出来るようにとアドバイスしている。続く・・・。

銃考 ②2012年08月11日 21:40

昔から本格的に猪猟をしている丹波の猪猟師なら知っている言葉が有る。<1犬・2足・3鉄砲>と云う言葉だ。丹波の猪猟には一番犬が大事で二番目は歩く(見切り)のを惜しむなと云う事で肝心そうに見える銃は三番目で、言ってみれば銃はどんな物でも弾さえ出れば良いと云う事。銃はしっかり狙えば弾は真っ直ぐ飛ぶようになっているので当たらないのは銃のせいでなく自分の腕のせいなのだ。これが解らないから当たらないのをすぐ銃のせいにする。300回の肩付け練習は、部屋の中で目標となる小さな点を3か所程度決めてそこに一気に銃を肩付けしてサイトと合うかどうかの練習だ。最初は必ず狙い直さないと駄目だが練習をしていくうちにさっと狙えるようになる。私の祖父は暗い部屋でろうそくを立ててそこを一気に狙う練習を毎日したそうだ。これが出来ないと丹波のフィールドでは使い物にならない。遠い所に立っている獲物をじっくり、のんびりスコープで狙うのとは訳が違う。そんな暇は無い。遠い所と云えば空気銃でも散弾銃でもライフル銃であっても、その時と場合で遠射をしないといけない時が有る。ライフルのように装弾の種類が山程有って遠射に向くとか向かないとか有る物は別にして空気銃とか散弾銃レベルでは遠い所を撃つと云ってもたかが知れている。私も射撃が上手い方だとは思っていないが獲物に近付いて行くテクには自信が有る。祖父からじっとしている鹿や鳥を遠い所から撃つのが上手なのではなく獲物に覚られず近付いて行く技術を持つ方がよりレベルが高い猟師と云えると教えられた。まさにそうだと思う。散弾銃レベルではそう云う意味でも3鉄砲で有る。続く・・。