鹿だけど2013年01月03日 19:07

今日は、期待して県北に遠征。何時も行く湯村温泉近くは雪降りで断念。仕方がないのでA嬢の家の近くでやる事になった。標高としては400m弱の山だが1番上部に上がれと云う事で登ったのだが、半分は一歩進めば3歩位バックしないといけない位、斜面の勾配がきつい。早く上がらないといけないので口から心臓が飛び出そうになりながら登ったのだがそれでも20分位かかってしまった。歳やなー。犬を放犬するよーって連絡が有って10分位すると中腹を犬が鳴きながらH氏の方に近づく。H氏は今年始めて銃を所持した新人さんだ。私が*Hさん、行くよ*と言うと空自で云うジッパーコマンドが帰ってきた。しかし、鳴き声を聞いているとやや上向きになってしまった。とすると獲物は私の方に上がって来つつある事になる。向かいの斜面を見ていると何か黒っぽい物がチラッと見えて谷の柴木の中に入って行った。距離およそ150m。その頃から粉雪が舞い散り始め視界も良くなかったし、柴木が密生しているので何処に出るか解らない。ただ、斜面を登って来る角度から云うと私の居る所から100m位下に5m四方ほど何も立木が無い所が有り、あの辺かもって思い銃をそこに向けていた。すると柴木の中から一足飛びで出たのは鹿。2頭だったが一瞬しか見えなかったので一発しか撃てなかった。撃つと同時に見えなくなり結果は解らなかったが犬が来てその下で止まってしまった。見に行くと鹿は両足を上に向け絶命していた。矢つき(弾が当たった所)を見ると右の首の付け根から入り、左の腹下部に抜けていた。へぇーあんなん当たるんや、プロみたい等と一人言。流石ライフルやなぁ、スコープ付けといて良かったわ。鹿だけど。