2013年12月05日 19:09

それからが大変。待場を全員下ろし、二手に分けてそれぞれ手負いの猪の先回りをして貰う。私の方は山裾を東の方に向かっているのでどんどん跡をつける。先回りしている人はそれぞれ向かっている。途中猪が休んでいるところが二箇所見つかった。大量の出血がその場所には有るがまだ先に行っている。いくつも谷を超えて私の方も辛くなってきた。ちょっとでも早く猪を止めてやらないと苦しんでいる。早く楽にさせてやりたい。最初撃ったところから1km位進んだだろうか。私の進行方向でパーンと一発鳴った。父が止めたとの事。急いで行くとそこには小ぶりでは有るが良い猪が横たわっていた。すぐさま着弾した所をみると腹に二発入っていた。私はやれやれと思いその猪に*ごめんな、苦しかったやろ*と言ったのだった。父が私の姿を見て*お前、何じゃいや?*と言ったので*何が?*と聞くと*全身ずぶ濡れやないか。鼻水が垂れとるし*気がつくと私は10cm位の鼻水を垂らしていたのだった。雪の中を来たからなー。だらーん。続く・・・

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