義理・人情 ― 2012年03月07日 19:09
最近、こう云う言葉を聞かなくなりましたね。人間一人では生きて行けない。その時々に助けて頂いた人には恩があり義理がある。そういう事を思うのもこれまた人情かな。人はのど元過ぎれば何とかで、その時はわぁわぁ言うけれども時間が過ぎるとその辺に居たのかとも言わない。慣れもその原因。うりむぅも今年で四年目に突入します。私は小さいころから父に義理人情について喧しく言われてきたので気を付けているつもりでは有りますがそれでも充分とは到底言えないと思います。良く言われる初心に帰り、オープンした最初の年を思い出して日々暮らしていかないと駄目だと思います。その時だけ良ければそれで良いと云う考えも勿論有ろうかと思いますがそんな訳には行かない。皆さんは初心とか人と関わった最初の頃の事、忘れていませんか？
こんな事に・・・ ― 2012年03月10日 23:28
今日、美留和のお姉さんから写真を頂きました。うりむぅの西側方向の木が伐採されて良く言えばスッキリしたようです。周りの風景が変わることをあまり想定していませんでしたので何か変な感じですかね。木を植えたり花を植えたりするのもバックの風景とのバランスを考えてやっているのであんまり変わって欲しくはないのですがね。けどあの方向はエゾ鹿も通る所なので見える機会があるかもです。特に観光のお客様には良いかも。外のテラスからも良い感じになってたらいいのに。話は変わって今日も県北に遠征してきました。今日はA社長と二人だったので迎えに行き色々仕事の事なんかを話しながら行ってきました。結果は鹿７頭でしたね。県北への遠征も今期は今日で最後となりました。猟も後五日間で、明日は地区の猟友会の共猟会です。そうなると最終日の十五日はお休みを貰って終猟をやり、今季の猟の終了となります。私が猟に行けるのも後二日ですが最後まで事故がないようにしたいと思っています。
縮図 ― 2012年03月11日 20:20
今日、地元の猟友会春日支部の共猟会が有りました。幸い天候にも恵まれたのですが結果は貧果でしたね。まあ、内容は別として写真に写っている人達の年齢を想像してみて下さい。私の所属する支部は銃を所持する人は現在２５名程度になっていてこれは私が銃を所持した三十年位前の百名と比べると四分の一になっています。私の様に五十代が二名、三十代が一名、それに六十代、七十代、八十代となっています。ほとんどが六十以上ですね。まさに全国の縮図ですね。昨今、野生鳥獣の被害が甚大で全国各地で相当な額の被害が出ています。特に鹿でその被害のトップは北海道、続いて兵庫県となっています。猟期期間以外は一年を通して駆除活動をしています。春はいいのですが夏の気温が三十五度位になる時も駆除に従事しています。勿論ただではないですがその額の低さは皆さん多分聞いたら驚かれると思いますよ。駆除ももうすでに限界を通り越してとんでもない状況です。この年齢構成は全国的にこんな感じになっており、五十未満と八十以上が4.3％で同率です。これは若い世代が居ないと云う事と同時に平均寿命を超えた年齢の世代とが同じ数と云う事です。こんな事で増々増えていく被害が食い止められる訳がない。関係団体各方面で色々対策が考えられていますがなかなかこれといった効果が出ていないのが現状です。銃にしても所持するまでが大変、所持してからも大変でこれだけうるさくなれば若い人が持ったとしても数年でやめてしまう現状がそこにあります。私は祖父からすると三代目の猟師ですが私が銃を所持する際、父が＊遊び半分で持つなら最初からやめとけよ。銃の所持者は特別の許可を貰って凶器を持つんやからそれなりの覚悟はしておけ＊と言いました。うりむぅの有る弟子屈の猟友会からも何回か会に所属して駆除がして欲しいし私のような若い人？で即戦力が欲しいとお誘いを受けました。けど今後誰がどのような方法で有害鳥獣の駆除をするのでしょうか？
嘘やろー ― 2012年03月12日 20:01
先日、丹波のお庭番さんとピンクノリダーとまーおじさんがライフル銃の射撃講習を受けてきた。丹波のお庭番さんは＊へへん、楽勝で合格やわ＊と言い、まーおじさんはと云うと手を横に振って駄目駄目と言われる。ピンクノリダーにおいては＊あかん、不合格じゃ＊と言うので＊そんな事無いやろー＊と言うと＊警察から不合格って言われたわ＊と言ったので＊あんたら一体何点撃ったのよ＊と尋ねると２人とも＊うーん、二十何点かなぁ＊だと。嘘やろー、有りえんし・・・。昨日の話ではないがピンクノリダーは６４歳、まーおじさんは７8歳（奥さんは５３歳）だと思う。けどこの二人は私達の猟仲間で有る。この人達が合格しないとライフル銃の更新が出来ない。私も以前書いたように得意ではないが不合格になるような射撃をする事は無い。参ったなー、もう少しで私は北に行くのでもう教える時間が無い。話を聞いてみるとどうもスコープの取り付け方や使い方が理解出来ていないようだ。幸い２人とも更新まで一年以上有るので時間は有る。O社長やHさんに頼んで一から教えて貰った方が良さそうなので私から頼んでみよう。不合格やて、嘘やろー。
本日終了 ― 2012年03月15日 19:11
四か月にも及ぶ猟期が本日をもって終了しました。先程仏壇に線香をあげ終了を報告しました。事故とか怪我が無く終了したので本当に良かった。内容自体は良い猪が例年並みに獲れたので良かったですね。鹿の方は昨年より少なかった。けど今年は犬がよくやられました。死亡は一頭ですが何回病院行きしたことか。人についても思うのですがやっぱり年々みんな歳をとってきているなぁと感じます。勘とか動作が鈍くなっていて、山から降りてきて家に帰られるまで心配です。滑って転んだり、蔓に足をとられたりするので骨折とかも心配です。その上銃を所持しているので尚更ですね。三月も半ばになり今週末から鹿の個体数調整事業が半月間有ります。そして四月には駆除が始まります。私はこちらに居ないので無関係といえば無関係ですがいずれにせよ事故のないように行って欲しいですね。さぁてと山のように有る報告書作りでもするか。けど今の気持ちはもう弟子屈に飛んでまーす。気持ちの切り替えね。
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