完璧を目指して2012年12月31日 01:50

今日、和田山のA嬢のお父様からのお誘いで忘年会?に行ってきた。そこで話題になったのが昨日の3頭の猪の件だった。私が普段行っている山は茂みが多く猪が見えるのも僅か数秒の事で有る事は以前書いた。A嬢達の普段行っている山はと云うと茂みも少なく山の中が比較的広範囲に見渡せる。どちらが撃ち易いかと云うとこれは一概には言えない。と云うのも前者は数秒しか見えないけどその分獲物迄の距離が近い。遠くても50mだ。後者はと云うと比較的長時間見えるがその分遠射する事も多い。長いと300m。この時間、この距離をそれぞれのフィールドで克服しないと猟は出来ない。其の辺にじっとつっ立っている鹿を撃つのとは訳が違う。相手はほぼ100%の確率で命懸けの逃走をしているのだ。それを撃たないといけない。昨日獲れた猪は100m未満で撃たれているが前足、後ろ足、腰等を撃たれている。これでは少し不満が残る。今の時期の猪は我々にとっては商品だ。そんな所を撃たれるとその周りの肉は大量に捨てないといけない。撃つのは出来れば横から耳の後ろ(小耳と云う)か悪くても肋3枚とか羽子板と云って前足付け根のやや下である。数秒しか見えない、距離も離れていると居ったそんな環境の中で確実にそこに撃ち込める技術が無いと猪猟師として少し寂しいと云う事かな。皆さん、想像してみて下さい。この作業はかなりのウデが必要ですよ。難しいけど常にパーフェクトな射撃を目指したい。

振り返って20122012年12月31日 19:41

思い起こすと今年はこれ以上は絶対に無い云うような猪をうりむぅに持ち込めた。春、北の大地もそろそろ目覚めようかなとしている時に何時もの様に弟子屈に向けて出発する事となった。実家には父と次女とロビンを残し今年はどんな年になるんだろうと考えながら。到着時、雪が結構残っている。早速、雪はねから始まったが過去にはこれ程は残っていなかった。半年振りに再会出来たお客様も皆さんお元気そうでほっとしたが、半年ごとに往復を繰り返す生活にはメリットもデメリットも有る。二重生活はコストが倍になり経費も掛かるが、常に新たな気持ちで色んな事に向き合う事が出来る。5月になるとロビンママがうりむぅに遠くフランスのリールからやって来て下さった。京都等を観光して北海道入り。楽しめたのかなー?7月は手売島に行ってきました。ウトウの営巣地は凄かったですね。あと美留和のお兄さん、お姉さんのおうちが図面上の完成をみました。これは感動でしたね。何せ、ご苦労はよーく承知してますからね。8月は猪肉が完売となりました。毎年無くなるペースが早くなっており、それなりに受け入れて頂いているのかなぁと思っています。5日には待望の孫が無事生まれてこれが1番大きな出来事だったかな。9月、十勝岳温泉に行ってきました。噂の青い池にも行ってきましたよ。11月から始まっている猟に関しては今のところ不猟です。これからに期待って感じですかね。ざっと出来事を書き出しましたがいずれにしても健康で過ごせたので良い年だったと思います。来年はうりむぅも5年目。5周年企画も只今検討中です。期待しておいて下さいね。1年間本当に有難う御座いました。心より感謝申し上げます。来年も皆様方にとりまして良い年になるようお祈り致します。