口で言うほど・・・ ― 2011年12月30日 14:29
先日、ある調査(科学的な統計にもとづくものではない)でこんな結果が出ていました。もう行きたくない飲食店として、おいしいものを食べたい!」と思ってお店を選んだのに、残念ながら「もうこの店には来たくない」と思ってしまうこともありますよね。今回は二度と足を踏み入れたくないと思った飲食店のポイントについて聞いてみました。 1位は《店員の態度が悪い》でした。2位に《料理がまずい》が選ばれており、飲食店の本質的な魅力となる「料理の味」よりも「接客態度」を重要視している人が上回る結果となりました。飲食店で店員とのコミュニケーションは不可欠ですが、そこで横柄な態度を取られたら二度と行きたくないと思ってしまうのも納得です。心理学には「行動の反響」という言葉があります。これは、二人で話しているときに一方がぶっきらぼうな態度を取ることでもう一方もぶっきらぼうになり、お互いにどんどん態度が粗暴になってくるというもの。せっかくおいしい料理で楽しい時間を過ごそうと足を運んでも、《店員の態度が悪い》とこちらの気分も自然と悪くなってしまいますよね。「思わずキレてしまう店員の接客は?」というランキングでは「態度が横柄」「店員同士で雑談」「挨拶がない」などが選ばれており、店員の態度は時に味よりも重要なものになるようです。とまあ。こんな具合です。さて、うりむぅに置き換えてみるとどうなのでしょうか。料理や飲み物のお味もそうですが、知らず知らずのうちにお客様への対応がぞんざいになっていないだろうか?気持ちがこもってる?自分がまた行ってみたいと思うようなお店作りが出来ているだろうか?最終的にはお客様の判断ですが、接客は口で言うほど簡単ではないですね。
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