捕るには捕ったが・・・・① ― 2011年11月26日 21:31
先日捕った猪が26.6貫で昨日同じような猪が捕れた。27.3貫(103kg)だった。猟師は内蔵抜きの重量で大きさを云うので入れると約120kgの大型の猪です。が、しかし大変な結果になってしまった。関西風に云うとえらい事でした。一部始終をお話すると次のような事です。早朝よりピンクノリダーと二人で一山超えて見切りを行なったのだが、猪がその山から抜けていて駄目。山越えをしている間に父が別の山に猪が出ていると無線でまーおじさんにそれを見るよう頼んでいた。私達が山から降りるとまーおじさんは三日前に目指す山に大きな猪が入った跡があるだけで完璧に見切れたとの事。それを聞いた私は*のりさん、見直しに行こ**なんで見直すんじゃ**あかん、納得できん*と言ってピンクノリダーと見直しに行き、早速見落としを発見。足跡が水の有る泥濘についていて、少しつけて行くと足跡が無くなった。よーく周辺をみると落ち葉に水滴が一箇所ポツンと落ちている。あーん、この猪は絶対こっちに来てるなぁと思い更にその先へ。のりさんは大分私より先に進んでいたが私はその方向に向いている事が気に入らなく徹底的に地面とにらめっこし、その結果まーおじさんが自信を持って居ると言った山から猪が抜けている足跡を発見。*のりさーん、ここ抜けとるやん**どこじゃ**あんたがさっき通ったとこや**そんなん小さい猪やろ**いいや、違う**そんなら、鹿も抜けとったけど**違うわ、見においで*。怪訝な顔をして私の所に来たのりさんは跡を見るなり*うーん*と絶句。*見落としたわ**そうやろ、水の有る所は一滴の水滴も見逃したらあかんで。まーおじさんには悪いけど猪はこの山におらん。奥の山や*無線でまーおじさんに居ない旨を告げると*そんな事は無い*って言っていたが私は*絶対居ない。猪は奥山や*と言って結局午後から奥山をやる事になった。続く・・・
② ― 2011年11月26日 22:20
午後からA氏の犬4頭、A嬢の犬3頭をそれぞれ別の方角から放犬する作戦にした。待ち場(猪が来そうな場所)に皆が到着する頃にのりさんから連絡が入り、猪は谷を横切り左の山へと移っているとの事。参ったなぁ、どうしようか。*よっしゃ、A嬢悪いけどこっちの山から放犬して。*そう判断して作戦変更した。私はと云えば300m範囲を一人で受け持たなければならなくなってしまった。私は普段はライフルスコープを付けずにオープンサイトでやっている為、いいとこ100mの距離しか撃つ自信が無い。あとは、犬の鳴き声を聞いて走るしかないのでまあなんとかなると思い放犬して貰った。放犬後10分位で犬が鳴き出したのだがどうも余り移動している様子がない。A嬢は*私が近いので行ってみる*と言って行ったらしいが5分経っても何も言わない。そのうちA氏の犬も一緒になって鳴き出した。あかん、これはおかしいと思い、約300m全力疾走。下に有る竹林のあたりまで来て鳴き声を聞いてみると横に有るV字型の谷の上の方で盛んに犬が鳴いている。これは猪と絡んでいると思い、その方向にまたもや全力疾走(このあたりで心臓がパンクしそうだった)。ふうふう言いながらなかば四つん這いになりながら谷を上がって行くとその先で見た壮絶な光景とは。続く・・・。
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