mashuuko-urimuu blog

先日から薪ストーブに火を入れている。
とは言っても朝と夕方だけだが、今日火を見ていて思った事があった。
約7か月前、実家を出発するときはちょっと長期の旅行にでも出掛けるような気分で出発したのだが、もう一週間で今度はその自宅に向けて出発する。 単純に考えると自宅に帰れるので良いはずなのだが、ところがどっこい、必ずしもそうとは言い切れない心境なのである。生まれて数十年過ごしてきた実家の周りで支え続けてきてくれた人々、環境は当然かけがえのないものであるが、こちらに来てから知り合った数々の人たち、素晴らしい環境はたった7か月の事ではあるが自分にとって生涯の財産になると思う。かけがえの無い人にも巡り会った気がしている。帰郷の日は更にどんな思いが自分の胸を締め付けるのだろうか。薪ストーブの火はそんな自分の心まで焼き尽くすようにパチパチと音を立て燃え始めた・・・。